早稲田大学 教育学部 主要大学学部別出題問題分析

教科 出題傾向と受験対策
【ワンポイントアドバイス】
英語 語彙の難易度 読解量の多さ 記述はなく、全てマーク方式。文法の独立問題はないが、長文中に埋め込まれた問題を解答する際に高度な文法的知識が必要となる。長文4つ、会話1つと読解すべき分量は大変多く、速読の練習が必要不可欠。偏差値自体は同大学中、比較的易しいレベルだが、英語の難易度は上位レベルである。
B C
数学 記述形式の問題がほとんどで、計算量や論理的な思考力が必要とされる問題もあり、120分という試験時間ながらボリュームを考えると余裕があるとは言えない。大問1の小問集合は典型的な問題も多く、ここは得点しておきたい。ここ数年難問の出題は無いが、特に確率、微分・積分、ベクトルからの出題が多いので、標準~発展レベルの問題を通じてしっかり演習しておこう。
国語 現代文は、評論・随筆、計2題の出題が多い。長めの選択肢により読解の正確さと速さをみる問題が主流。文整序・空欄補充なども出題される。記述問題は書き取り問題が中心である。古文は中古の作品が多く出題される。口語訳が記述式で出題されることもあるが、選択式が主流。設問内容は、人物の特定・文法(品詞の識別)などのオーソドックスなもの。漢文は、現代文・古文との融合問題として出題されることが多いが、訓点や書き下し、といった基本的な内容。文学部と傾向が似ているので、そちらも演習するとよい。

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