上智大学 総合人間科学部 主要大学学部別出題問題分析

教科 出題傾向と受験対策
【ワンポイントアドバイス】
英語 語彙の難易度 読解量の多さ 他の大学が制限時間60~90分で問題数35~50問程度であるのに対し、上智は90分で75問と問題数が多く、かなりの速読速解力が求められる。語彙力レベルはかなり高く、標準レベルの単語集程度の知識量では苦戦する。過去問に登場した単語は全てしらみ潰しに覚える覚悟が必要だ。長文問題の内容では早慶ほど難しくはないが、問題数が多いので、相当な練習が必要となる。
B-C C
数学 マークセンス方式の問題であるが、一般的なものと異なるので注意が必要である。経済学部は経営学科と経済学科で問題が異なる。確率、微分・積分、図形からの出題が多い。大問数が3題と少なく計算量も少なくはないので、苦手分野をつくらないことが重要である。
国語 教育・心理学科・社会学科 現・古・漢の各1題、計3題の出題。試験時間は60分。現代文は評論、古文は、物語・説話などに限らず、歌論なども出題される。漢文も様々なジャンルから出題される。全問マークセンス方式の解答。問題文の内容もさることながら、選択肢も見極めに苦労するものが多い。しかも、試験時間が問題数に比べて多いので、過去問を使用した演習が非常に重要となってくる。選択肢の内容と、本文の該当箇所の対応をすばやく見つけ、他の選択肢と正解の選択肢を比較する。といった一連の作業を短時間でできるようにするのが重要である。
看護学科 現代文3題のうち1題は近代の文章(文語文)が出題される。試験時間は60分で、全問マークセンスによる選択式。現代文は硬質な内容の評論文、文語文は評論もしくは随筆である。文語文は、言い回しや語彙に特有なものがあり、読み慣れていないと、読解に時間がかかってしまう。選択肢は、上智大特有の作りとなっているので、過去問演習がとりわけ重要である。場当たり的な選択肢選びではなく、本文との照合という作業を素早く正確にできるように訓練することが必要である。

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